4泊6日バルセロナパック旅行には、半日の現地観光ツアー込みだった。この現地観光ツアー、予想以上に私好みだった。

結論を箇条書きにすれば、
・ガイドブックに載ってない情報入手。
・写真撮影を頼みやすい。
・異国の地で日本人の知り合いができる
・都市のつくりを概観できる
・希望すれば現地解散可能
・日本語でのガイド
・ついでに個人観光について相談できる
こんなところかな。
私の感想や詳細は、以下。

半日観光の前夜、というのはバルセロナの空港到着直後のことなんだけど、ホテルまでは他のパックのお客さんたち(老夫婦と30台の娘夫婦って感じの4人連れ)と一緒にガイドさんが連れて行ってくれた。
その人たちは山のほうのホテルで、私はビーチサイドにあるホテルだった。彼らはバルセロナ2泊マドリッド2泊グラナダ2泊みたいな強行軍(日本人は好きだよねー)らしかったけど、
半日観光ツアーは一緒だと聞かされた。
それだけホテルが離れていれば(車で30分以上)、ツアーバスでのピックアップするわけがないよね。
しかも、現地で渡された資料見たら、現地の代理店がいろんなところから申込受けて開催しているようだったし。個人でも現地ツアー申し込めるってのが「歩き方」に乗っている会社だったし。

ところで、その半日観光ツアー。
まず、集合場所がホテル玄関ではなく、旧市街のど真ん中。
ホテルから集合場所まで地下鉄5駅くらいは個人で移動。
空港に迎えに来た日本人ガイドさんは、集合場所までをタクシーで行くのがイイと言った。初めての街で、朝から地下鉄乗り換えは大変だし、スペイン語わからないでしょ?って。
…そんなわけあるか!
当然のように地下鉄で行きましたとも。
スペイン語の文法知らなくても、旅の会話帳とかあれば単語はわかるし、地下鉄くらい乗れるに決まってるじゃん。
コドモじゃないんだから。
治安、危ないってきいてたけど、ブダペスト(ハンガリー)の地下鉄のほうがやばかったよ。
スリや痴漢に遭いづらいくらい空席ばかりの路線だったせいかもしれないし、通勤時間じゃなかったからかもしれないし、バカンスシーズンが終わってなかったからかもしれないけど。
とがいえ、地下鉄降りてから集合場所までの道がよくわからなくて、その辺歩いてたおじさんに道聞いたけどね。英語で。
スペイン語なまりって初めて聞いたから本当にスペイン語なまりなのかどうか定かじゃないけど、相当なまった英語で道を教えてくれた。親切。聞き取りづらいけど、相当ゆっくり話してくれてたから、全然フツーだった。

集合時間は10時だったけど、9:45くらいに集合場所ついてぶらぶらしていた。
すぐ近くにスターバックスがあって、ちょっとびっくり。
バル文化とカフェ文化は相容れないような気がしたからね。
まあ、お客さんあんまりいなかったけど。
スタバ好きな人は知ってると思うが、スタバってご当地マグカップ売ってるよね。(東京とか大阪とか。)
ここで、バルセロナカップ発見。
オケ仲間・オーボエ吹きT氏がこのご当地マグカップコレクターのため、T氏へのお土産は初日の朝から決定。
割れ物だからその場では買わず、夕方以降買おうと思って、心の中で決定しただけだけど。

ツアー、私と前夜空港から一緒だった4人家族と、母子連れ2組が10時に来てた。
母子連れ2組のうち、、片方は私より年上だろう娘さんと母親らしき人で、なんつーか、海外でブランド物あさりとかしちゃうんだろなーって感じの、よく言えば「イマドキな」お二人。(よく言えば?)この暑いのにそんなおしゃれして、ばっちりメイクで大変ね・・・っていう感じ。
もう片方は、4年前の私とうちの母みたいな感じ(つまり、ハタチそこそこの娘とお母さん)で、暑い国でわざわざ着飾ったりせずカジュアルーな感じ。

もう1人来るはずの人を延々20分ほど待つ。
その間に、カジュアルーな親子連れとおしゃべり。
娘さんのお姉ちゃんがアメリカ留学中で、アメリカは何度か行ったことあるけどヨーロッパは初めてだとか。
マドリッドから回ってきて、バルセロナの後グラナダ行くとか。
しかも、駆け足ツアー旅行じゃなくて、2人で滞在型個人旅行。いいなー。
ま、学生か専業主婦かフリーターじゃなきゃ、そんなに長い旅行には出れないだろうけど。(←シャカイジンの負け惜しみ)

で、20分くらいして、明らかに学生であろう女の子が1人乗ってきて出発。
何で明らかに学生だろうと思ったかといえば、
パーマ+ジャラジャラピアス+こゆいマスカラ+日本人の考える「エスニック風」スカート。なんか、ここにいるより渋谷にいるほうが浮かないだろうな、っていう格好だったんだな。
後からバスの中で話したところによると、今年が学生最後の年で、スペイン「は」1人旅で、前日の午後バルセロナついたけど体調崩していたらしい。
留学中の私のイタリア一人旅みたいだなー。
パリでてっしーと別れて、ウィーンでめぐと待ち合わせして、その間1人だったなー。。。
と、ちょっと懐かしく思い出した。
ちなみに、彼女に私は25才で9日間しか夏休みしかとれなかたという話をしたら、「若いですねー」といわれた。
それは、旅行中、お化粧が手抜きだったせいで若く見られたのか。
バックパッカー的なジーンズとウォーキングサンダルだったせいなのか。
はたまた短い休みをフルに使って1人旅するという行為自体が若いのか。
…自分より年下の子に「若い」といわれると、どう受け取っていいのか考えてしまうお年頃の25歳(笑)。

閑話休題。というかようやく本題のツアー内容。
旧市街ど真ん中のカテドラル前出発(10:00予定が10:30過ぎ)

⇒コロンブスの記念塔
 旧市街から海岸(地中海!)に向けて通りを南へ向かい、海岸沿いの通りを山の手(東?)のほうへ。そうすると、片道2車線の海岸通とランブラス通りという大通り同士がぶつかる交差点のど真ん中に立っている。
19世紀に、万博を記念して立てられたそうな。
帰国してから「塔内部にはエレベーターがあり、柱部の頂上まで登ることができます。 」というのを読んでがっかりした物体。
登れるなんて話はガイドさんに聞いてないぞ〜〜〜。
ガイドブックにも登れるなんて書いてなかったよ。

⇒モンジュイック展望台(下車)
モンジュイックの丘は港を見下ろす市民の憩いの緑地公園である、とガイドブックには書いてある。
バルセロナの街の西南に位置する港を見下ろす小高いモンジュイックの丘(213メートル)。ガイドさん曰く、語源はモン(山)+ジュイック(ユダヤ人)。元々このあたりにユダヤ人墓地があって、17世紀には既に「ユダヤ人の丘」と呼ばれていたここは、バルセロナの住民がフェリーぺ4世に対する独立反乱の戦いの勝利をおさめたところでもあるとのこと。1992年のオリンピックのときに大会の中央施設がつくられるとともに整備が進み、一大緑地となっている…というけど、実際にはなんとなくごつごつしている感じで、日本人の感覚ではイメージは「丘」とか「緑地」というより「禿山」とか「低い岩山」。
緑地といっても常緑樹が生えているわけではないし。なんとなく緑より茶色ぽい感じ。
まあともかく、そんなモンジュイックの「丘」に、バルセロナ市街を見渡せる展望台がしつらえてあるわけだ。
ここからの眺め、すごくよかった!バルセロナ市街地が一望できる。
飛行機から夜景を眺めたのも良かったけど、肉眼で碁盤の目のような市街地を見るのもまたよし。ガイドさんに写真も取ってもらえたし。 ここから夜景見たら、それも綺麗だろうなーとは思ったけど、公共交通機関や自分の足で来るにはやっぱり不便。山だし。街灯もそんなに多くはなさそうだった。
(後編に…

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玲

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