4月14日の日記

2005年4月14日
大雑把で

意地っ張りで

思い込みが割と激しく

マイペースで

見栄っ張りで

気分屋

こんな私はSEという職業に向いてないんじゃないかなぁ、と思う今日この頃。
先週に引き続き、シェルがらみのテストで小火だしまくり。
大火事で火を噴いてないからいいようなものの……お客さんが違えばえっらいことになっていただろうといわれている状況。
へこんでばかり。
それでも、一応研修は卒業して2年目にはいったわけで。
全く適性がないわけでも、知識がないわけでもないわけで。
つまりは性格上四角い部屋を丸く掃くような仕事をしてしまっているんだろうと思う。。。。。。
森博嗣氏の言葉を借りれば、私は「ボトムアップ」型の職業についているものの、「トップダウン」型の考えをする人間なのでしょう。

そんなマイナス思考しながら久々に7時台の帰宅。
宅急便が届く予定だからだけど。
しかし、待っていたのはデンマークからの誕生日カード。
MIAの手作りの。
一気に浮上。


デンマークにいた時みたいにやればいいじゃないか。
バックパックひとつでひとり旅してた時みたいにやってみたら良い。


できないことが恥ずかしくて、情けなくて、自己嫌悪になってる場合じゃない。
ある程度「覚悟」を持ってこの状況に足突っ込んだのは自分。
無茶するのはもとより。
へこむのだって当然。
そうだったじゃないか。


いつだって
前向きに。
失敗する事を恐れずに。
失敗を繰り返さないように。
たとえ繰り返してしまっても、素直に謝れるように。
その失敗を経験として生かせるように。
あたって、砕けて。
再生されたらその分強くなれる。
そうやって乗り越えてきたじゃないか。
いつ、忘れてしまってたんだろう。

そうだよね。
はじめてデンマーク行った時。
ついて3日目に駅のカフェでお釣り間違えられて、まだ1年ちょいしか習っていないデンマーク語で一生懸命交渉して。おつり返してもらったときは、デンマーク語が通じた事、嬉しかった。レジの姉ちゃんは「仕方ないなーもう」って顔してたしぶつぶつ言ってたけど。
ムリヤリだって大きな経験値になった。

直接知ってるわけでもないボーンホルム島のホストファミリーの所へのホームステイだって、その話を聞いた途端の即断即決だった。
ホストファーザーJUNさんにも、「知らん人の家に2週間もステイするの、よく決めたよね。」って言われたっけ。
でも、2年後の夏に再びお泊りに行くこともできたし、即断即決、直感で決めることだって悪くなかったよ。

留学中の夏休み、インターレイルパスを買えないって言われた時も、デンマーク語で売り場のおばちゃんと喧嘩してみた。その喧嘩には負けたけど、レイルパスなんてあんまり扱わなさそうな小さな駅で、デンマーク語よくわからなさそうに片言を装って、結局買えたよね。
失敗したことだって、リカバーできれば問題ないんだよね。

ウイーンで詐欺に遭ったときも。
英語があんまり通じないおまわりさんと、ジェスチャー交えてムリヤリ会話して、ドイツ語の被害届起票してもらって。
その詐欺師がつかまったって、日本の実家に連絡行って。刑事ドラマみたいだ、インターポールだーって喜んだ。
四苦八苦した事は、半年経ってからの喜びにつながることだってある。


だから。
今はまだあきらめない。
逃げてデンマークに行ってしまうことはできるけど、まだ、逃げない。
まだ、がんばれる。

コメント

玲

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